絶滅の危機 ジャコウジカ
■ 香りの虜になった人間
【ムスク】という香りは御存知でしょうか?
ムスクは官能的な香りで、人々を魅了します。
しかしこれってどこから香りを取ってきているか・・・それは【ジャコウジカ】の腹部にある香嚢になります。
え!鹿を殺して、お腹から香りの元を取っているの?と少しびっくりしません?
しかしこの麝香、あまりにも魅力的な香りだったため、その香りを持つジャコウジカは乱獲され、絶滅の危機に追い込まれたのです。
■ 現在では人工ムスクが主流
麝香は取りだしたすぐはアンモニア臭のキツい不快な臭いですが、乾燥させるとなんとも言えない良い香りになるのです。
ジャコウジカの腹部から取り出した香嚢はゼリー状になっていて、1頭から取れるムスクは30gほどになります。
それを乾燥させるのですから、もっと小さくなりますね。
わずかな麝香を取るためにジャコウジカは乱獲されたのですが、現在では動物保護の観点から人工ムスクが合成されています。
現在でも超高級品で天然のムスクがあるようですが、なるべく人工ムスクを利用するようにしたいですね。